19世紀に製造されたアンティークのマイクロモザイクブローチです。
アンティークのマイクロモザイクには下記のような魅力があります。
1. 超絶的な「細密技巧」
• 究極の職人技: 1ミリにも満たない**極小の色ガラスの破片(テッセラ)**を、気の遠くなるような時間をかけて緻密に組み合わせて作られています。
• 「身に着ける絵画」: その緻密さから、まるで絵画のような、あるいは刺繍のような繊細な表現が可能になっています。現代の技術では再現が難しいとされる、幻の工芸美術です。
2. ヨーロッパの「歴史と浪漫」
• 発祥と背景: 17〜19世紀にかけて、イタリアのバチカンで発展しました。元々は教会の壁画モザイクの技術を応用したものです。
• グランドツアーの高級土産: 18世紀から19世紀にかけ、ヨーロッパの貴族がローマを旅する**「グランドツアー」**の高級土産として大流行しました。そのため、その作品には当時の旅の記憶や、ローマの風景、動植物のモチーフなど、ロマンティックな歴史的背景が詰まっています。
3. 独特の「質感と温もり」
• ガラスの輝き: 一つ一つのガラス片が光を受けてキラキラと輝き、他の宝石や装飾品にはない独特の立体感と美しさがあります。
• 手仕事の温もり: すべて手作りであるため、均一ではないアンティークならではの温かみや風合いがあり、それがコレクターを惹きつけてやみません。
近年から現在製造されているマイクロモザイクは1つ1つのガラスの粒の大きさが大きく、大雑把な作りをしています。
しかし、アンティークのマイクロモザイクは1粒がとても小さく隙間なく埋め込まれています。このように手間のかかったものは簡単に作ることはできません。
ショップなどで調べると4〜5万円前後で販売されているため、その約1/2の価格で出品させていただきました。
とてもお買い得だと思いますのでぜひご検討よろしくお願いいたします。
カテゴリー:
ファッション##レディース##アクセサリー